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2006年02月03日
お葬式
親戚の家で不幸があり、ここ数日手間に行っています。
新島には葬儀場は無く、お葬式は自宅で親戚中がお手伝いをしてとり行います。
新島のお葬式につきものなのが「ふしょう題目」。新島のお寺は日蓮宗なのですが、南無妙法蓮華経に節をつけて歌うように唱える島独特の「ふしょう題目」と呼ばれるお経があり、その物悲しい声には涙を誘われます。
新島のお葬式は、なぜかいつも必ず2~3件続きます。今日もお手伝いしている最中に他の家でも不幸があったと聞きました。「三途の川の渡し舟が人数が集まらないと渡らないからだ」などと言いますが、いつも不思議だなぁと思ってしまいます。
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コメント
ふしょう題目って言うんだ~
はじめて知りました。kumiさんのHPは毎度のことながら、ためになります。
投稿者 自動車修理屋の嫁 : 2006年02月04日 13:06
新島に帰ってきて以来数々の手間に行きましたが、
「三途の川の~」くだりは初めて聞きました。
近しい家があまりにも重なるとかなり厳しい状況になりますね。
まあ、行ってしまえば普段会えない人に会えたり日常と違うかんじでそんなに悪くなかったりと意外に楽しんじゃったり・・・
不謹慎ですね。 ^^;
投稿者 kokubomotors : 2006年02月04日 21:30
自動車修理屋の嫁さん、漢字で書くと「節題目」が訛って「ふしょう題目」になったみたい。
不謹慎ですが、私はあの物悲しい歌声って好きなんですよね。今日、四十九日の手間に行った時にお上人様から楽譜を頂いてしまいました。お経に楽譜があるなんて・・・!
投稿者 kumi : 2006年02月06日 16:49
kokubomotorsさん、「三途の川の~」くだりは昔何度か聞いて印象に残っていたんですが、誰から聞いたのか覚えてません。もしかしたら言った人の創作か?!
お葬式の手間に行くと日頃わからない親戚のつながりがわかったり、めずらしい話が聞けたりして勉強になります。今回は「○○家には日本に3本しかない日蓮上人を教えた偉い人の書いた御曼荼羅がある」なんて話を聞きました。
しかし、「あの人はこの人とこれこれこういう親戚で・・・」なんて話を聞いても、人の顔と名前を覚える能力が絶望的に不足している私にはもう誰が誰だか・・・。
投稿者 kumi : 2006年02月06日 17:01