2005年03月25日
シチトウスミレ・花
スミレ科の多年草。タチツボスミレの伊豆諸島での変種です。
カジイチゴ・花
バラ科の落葉低木。島の至る所に生え、島の春はこの白い花で始まります。黄色い実は甘くて美味。
オオシマカンスゲ・花
カヤツリグサ科の常緑多年草。伊豆諸島の固有種で、昔は家畜の飼料にしたり、乾燥してむしろやわらじを編んだそうです。斑入りのものは「ベアーグラス」という名で園芸用として流通しています。
2005年03月19日
フウトウカズラ・実
コショウ科の常緑つる植物。森の中で地面を這ったり木に絡んだりしています。実は辛味は無いがコショウの香りがするので、乾燥させてコショウのように使うこともできるそうです。
2005年02月22日
クロガネモチ・実
モチノキ科の常緑高木。雌雄異株で、雌木にはこの時期赤い実がたくさん実ります。
2005年02月09日
ヤブツバキ・花
ツバキ科。島の冬の花といえばこれ。この時期島の至る所で咲いています。甘い香りの蜜はメジロの好物で、よく花粉で顔を黄色くした姿を見かけます。
秋に実る実からツバキ油を絞り、昔は島の主要な産物でした。
2005年01月27日
ハチジョウイボタ・実
モクセイ科の常緑低木。伊豆諸島の固有種で、島では「テッポウダマ」「テッポウノキ」と呼び、昔は子供が竹鉄砲で遊ぶときの玉によく使いました。
サカキカズラ・種子
キョウチクトウ科のつる性常緑低木。種子は5センチほどの絹糸のように光沢のある綿毛を持ち、風に乗って飛びます。島ではこの綿毛の付いた種子を「パンヤ」と呼びます。