新島自然図鑑: 2005年02月アーカイブ

2005年02月22日

モチノキ科の常緑高木。雌雄異株で、雌木にはこの時期赤い実がたくさん実ります。

キジノオシダ科。
（松本さんのご指摘により名前を訂正しました。）

間々下海岸にて。オブジェのようなマツカサウオの死骸。

冬場気温が低く海水温が高いと、伊豆半島の先端が海から浮き上がって見えることがあります。蜃気楼の一種、浮島現象です。

タマキビ科。飛沫がかかる程度の岩の隙間にもぐり込んでいる、1センチ足らずの小さな貝。貝なのに水の中が嫌いで、水中に落とすとあわてて這い上がってきます。

ユキノカサガイ科。波打ち際から少し上の、飛沫がかかる程度の岩場によくついています。新島ではこの形をしたカサガイの仲間を「イシムン」とか「イシモン」と呼び、食用にします。

カヤモノリ科。西風が吹く寒い時期、岩場の波打ち際に生えます。島では「ハンバ」と言い、煮物・炒め物・鍋物等いろいろ調理して食べます。

新島はお隣の式根島、無人島の鵜渡根島（うどねじま）・地内島（じないじま）・早島（はんしま）とともに東京都新島村に属しています。