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2005年07月26日

ハマゴウ・花

クマツヅラ科の落葉低木。海岸の砂地に生え、葉は良い香りがします。島では「ホウギ」と呼び、昔はこの枝を燻して蚊避けにしました。

P1010108.JPG

投稿者 kumi : 2005年07月26日 10:07

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コメント

島では,ホ-ギと呼ばれている草ですね.
花も葉も実も,とても良い香りがして,私はすごく大好きです.

私は,新島の人と結婚して,「自分の生まれ故郷は新島」と思うぐらいに島の自然を愛しているのです.
残念ながら,今は仕事の関係で,新島には盆暮れ正月しか帰れませんが,島に帰るといつも畑や山や家の周りに行って,木や草が元気でいたか,真っ先に見に行きます.

このお正月,新島に帰って,早速,私の大好きなホーギが群生している前浜を見に行ったところ,無残に刈り取られていて,本当に涙が出るぐらい悲しかったです.

投稿者 カナニ : 2006年01月04日 20:36

カナニさん、コメントありがとうございます。
ホーギの香り、私も大好きです!島ではこの実を集めて乾燥させ、枕に入れて香りを楽しんだりするんですよ。
新島の自然を愛してくださってとても嬉しいです。このところ更新もしていませんが、余裕ができたらまた写真を追加していきますので、これからも遊びにきてくださいね。

投稿者 kumi : 2006年01月07日 15:12

kumiさん,
ホーギの枕!

私,新島にお嫁に来たばっかりの頃,
お義母さんにホーギの枕の作り方を教えて貰って,
前浜の天草干し場の回りでホーギの種をせっせと集めて
枕作りました.今でも大切に持っています.
(もう,もったいなくて使えません!)

私は,このお正月にほんとに久しぶりに神様参りをしました.
で,久しぶりに大三様をゆっくりお参りしたのですが...,
昔はうっそうとして神聖な雰囲気だった森が,
枯れ木折れ木が沢山あり,
大三様の神殿も,石垣が崩れ,
神殿の足石がずれて,今にも壊れそうな状態で,
とても悲しかったです.

それにしても,ここ数年の新島の自然破壊は,
私にとって本当に悲しい出来事です.

シカ害のこと,公共事業の問題等,色々と聞いていますが,
新島の自然を守るために,何か対策はないものかと,
私も主人も色々と考えています.

投稿者 カナニ : 2006年01月08日 03:06

人間が自然の中で暮らしていくということは、やむなくその自然を壊さねばならなくなる機会をも生んでしまいます。でも、もうちょっと違うやり方だったらダメージが少ないのに・・・と思うことも。本当に自然を壊したくないのなら、そこに人間が住まないのが一番なんでしょうが、そういうわけにもいかず・・・。
大三様周辺はシカが多く、近頃は昼間でも見かけることがあります。シカが風除けになっていた低い木やつるを食べてしまい、潮風が直接当たるようになって木が枯れていくのかもしれません。もともと島にいなかったシカが増えてしまったのは本当に厄介な問題です。何かいい解決方法はないものでしょうか・・・。

投稿者 kumi : 2006年01月08日 21:25

kumiさん,
新島のシカ害は,この十数年
(私がお嫁に来てから知っている限り),
毎年毎年,加速度的にひどくなっていますね.

近頃では,本村住宅地にも夜中にうろうろしているそうで,
私の家の庭にも,朝起きるとシカの足跡が
ついていることがあります.
今年のお正月に親戚が集まった時に,色々シカに関する話を
聞きましたがが,
どうやら,シカの通り道(けものみち?)は
いくつか決まっているそうで,
教えてもらったルートのうちの一本は,私の家の近くで,
私の家はこのルートの直近ではありませんが,
たぶん,寄り道で,私の家の庭も時々通るのだと思います.

昨年,ワナに掛かって殺したシカの頭数が,
160匹程度とか?
ワナにかかったのは,ほんの氷山の一角でしょうから,
山の中に暮らしているシカはその数倍,数十倍
いるのでしょうね.

それにしても,
新島のシカは,島の在来種ではなく,
数十年前に観光目的で地内に連れてきたシカの末裔が,
海を泳いで本島にたどり着いて繁殖したものとのことですよね.
そもそもがです!
本来の生態系に属さない外来生物を移入するにあたっては,
もっともっと慎重に考えてもらいたかったなあ....
けど,今更,昔のことを問いただしても何の進歩もありませんね.

私は,昨今の新島の自然環境を考えるに,
「本当に何とかしなくては!」と思っています.
だから,これから,私達の新島のために,
「私達が何ができるのか?」を考えています.

私は,東京で学術関係の仕事をしているので
(まあ,いうなれば「学者」という稼業なんです.
フラは,その仕事の合間のパートタイムで~す)
仕事の関係で,生物学関係や環境学関係の書物を読む機会
が多いので,仕事の傍ら,ついでに新島のシカ害を頭の片隅に入れながら,
図書館やネットで文献検索して,
参考になりそうなものがあれば取り寄せて読んでいます.
調べたところ,私の知る範囲でも,
日本国内で,島嶼地区(屋久島など)のシカ害を研究して,
真面目に取り組んでいる学者さん達も何人かいるのですよ.

新島の自然環境保護を考えるのには,
島の人達だけでなく,多方面の色々な人達の意見を
色々聞いて,その上で,みんなで検討して
新島に一番適した方法を考えるのが良いのだと思います.

人一倍,新島の人々と文化と自然をこよなく愛している私です.
が,
目下は東京での仕事が忙しく,なかなか新島に帰れないのです.
でも,仕事の関係で定期的に島と東京を行き来しているうちのダンナ様に,
私が東京で収集した情報を託してあります.
でも...,夜毎,「いしゃあよ,シカはどーでも,もーいいじゃ.
やい,もう寝たらどーだよ」と眠い目をこすっているうちのダンナ様に,
睡眠学習状態で話しておきましたので,
ちゃんと伝わってたかどうだか解りませんが....

投稿者 カナニ : 2006年01月10日 01:29

カナニさん、お返事が遅くなりすみません。
島の移入種はこのところ増える一方で、キジやヒキガエルも悩みの種です。人間が害を被るだけでなく、目立たないところでも島の自然に影響がでているのではないかと思います。
これらの生き物を駆除するのは本当に大変で、村も試行錯誤しているようですがなかなかうまくいきません。カナニさんの仰るとおり今以上に積極的に多方面の情報を集め、方法を模索していく必要があると思います。
カナニさんのように真剣に島の自然を守りたいと考えてくださる方がいらっしゃって心強いです。何か有用な情報がありましたらぜひ教えてください。宜しくお願いします!

投稿者 kumi : 2006年01月15日 21:29

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