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森(もり)

2005年07月26日

ツチアケビ・実

ラン科の腐生植物で、菌類から栄養を取って育ちます。高さ50~60センチほどになり、葉も無く葉緑素も持たない不思議な植物です。

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ミンミンゼミ

セミ科。ニイニイゼミやアブラゼミよりも数は少ないです。

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2005年07月25日

シマホタルブクロ・花

キキョウ科。ホタルブクロの変種で、花が小さめで多くつきます。

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2005年06月28日

ガクアジサイ・花

ユキノシタ科の落葉低木。島では「コゲイノキ」と呼びます。白く花びらのように見えるのはがくで、真ん中の小さな花に目立たない青い花びらがついています。花房は30センチ程になり、この時期よく目に付く美しい花です。

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ゲットウ・花

ショウガ科の常緑多年草。草丈は2メートル程になり、乾燥した葉はとても良い香りがします。島では「ソウカ」と呼び、熱帯的な雰囲気のゴージャスな花を咲かせます。

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テイカカズラ・花

キョウチクトウ科の常緑つる植物。藤原定家にちなんでこの名がつきました。

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2005年06月23日

ハチジョウイボタ・花

モクセイ科の常緑低木。伊豆諸島の固有種で、島では「テッポウダマ」「テッポウノキ」と呼び、昔は子供が竹鉄砲で遊ぶときの玉によく使いました。

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アカメガシワ・花(雄木)

トウダイグサ科の落葉高木。雌雄異株。新芽が赤いのでこの名がつきました。島では「アケイノキ」と呼び、刈り取って畑の肥料にします。

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スイカズラ・花

スイカズラ科の常緑つる植物。「忍冬(ニンドウ)」「金銀花(キンギンカ)」ともいい、咲き始めの花は白いのですが、だんだんと黄色くなります。甘い良い香りがし、漢方薬としても利用されます。

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2005年06月14日

シイノトモシビダケ

シイの朽木に生える、1センチほどの小さなキノコ。八丈島・和歌山・大分・宮崎・奄美大島などで確認されているめずらしい種です。新島にも光るキノコがあるとの噂は聞いていましたが、初めて見ました。淡いグリーンに光る姿は幻想的です。

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2005年05月30日

カクレミノ・新芽

ウコギ科の常緑高木。島では「シロミノキ」と呼びます。新芽の下では古い葉が黄葉しています。

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ウツギ・花

ユキノシタ科 の落葉低木。「卯の花」とも呼ばれます。

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2005年05月29日

カジイチゴ・実

バラ科の落葉低木。島の至る所に生え、実は甘くて美味しい。

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モリアオガエル・卵塊

アオガエル科。5年程前に確認された移入種です。樹上で生活するので姿を見ることは滅多にありません。60年程前まで島には両生類は生息していませんでしたが、50年程前にツチガエルが持ち込まれ、1990年代後半にはアズマヒキガエルも見られるようになりました。現在確認されている両生類はこの3種だけです。

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フウトウカズラ・花

コショウ科の常緑つる植物。森の中で地面を這ったり木に絡んだりしています。

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2005年05月06日

スダジイ・花

ブナ科の常緑高木。ふわふわとした感じの花が雄花で、枝先の粒状の花が雌花です。この時期一斉に開花し、島中がこの花の匂いに包まれます。あまり良い匂いではないのですが、島の夏はこの匂いで始まります。

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オオシマツツジ・花

ツツジ科の半落葉低木で、ヤマツツジの伊豆諸島での変種です。鮮やかな花色は遠くからもよく目立ちます。

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ヒメカジイチゴ・花

バラ科の落葉低木。カジイチゴより小ぶりで花も小さめ。

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ニセアカシア・花

マメ科の落葉高木で「ハリエンジュ」ともいいます。明治初めに渡来した北米原産の帰化植物で、花はとても良い香りです。新島村博物館周辺に多く自生しており、この時期博物館では「アカシアの花茶会」が開かれます。

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ハチジョウグワ・雄花

クワ科の落葉高木。ヤマグワの伊豆諸島での変種で、雌雄異株または雌雄同株です。30年程前までは島でも養蚕が行われており、クワの葉を刈り取る光景がよく見られました。

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ムベ・花

アケビ科の常緑つる植物。島では「ウビ」と呼びます。秋に実る実はアケビに似ていますが、熟しても皮は裂けません。

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ウラシマソウ・花

サトイモ科の多年草。花から伸びる付属体を釣竿に見立ててこの名前がついたのですが、島ではヘビが鎌首を擡げた姿に見立てて「ヘビンチョ」「ヘビンチョウ」と呼びます。

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トベラ・花(雌木)

トベラ科の常緑低木。雌雄異株。島では「トビラ」と呼びます。雌木の花は雄木の花に比べて一房の花の数が少なめで、めしべの元がふくらんでいます。

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2005年04月22日

トベラ・花(雄木)

トベラ科の常緑低木。雌雄異株。島では「トビラ」と呼びます。この時期島の至る所で見かける白い花はとても良い香りです。葉に独特の臭いがあり、毎年1月24・25日の「海難法師(カンナンボーシ)」の日には、家の入り口に枝を挿して魔除けにします。

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ウグイス

スズメ目ウグイス科。島では2月終わりくらいから夏頃までお馴染みの「ホーホケキョ」というさえずりを聴くことができます。

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2005年04月18日

ニオイエビネ・花

ラン科の常緑多年草。コオズエビネよりやや大柄でとても良い香りを放ち、花色は紫系が多い。20年程前のエビネブームで乱獲され、自生しているものはなかなか見つかりませんが、村営のエビネ公園で群生を見ることができます。

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コオズエビネ・花

ラン科の常緑多年草で、エビネとニオイエビネの自然交雑種。花色の変化が大きく、白から濃い紫、茶系や緑系などさまざま。とても良い香りがします。20年程前のエビネブームで乱獲され、自生しているものはなかなか見つかりませんが、村営のエビネ公園で群生を見ることができます。

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クワゴマダラヒトリ・幼虫

ヒトリガ科。新島では「ヤマンバ」と言い、春の山菜シーズンに一番嫌がられる毛虫。至る所で見られ、大きいものは体長5センチくらいになります。

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ウラジロ・新芽

ウラジロ科。お正月の飾りに使われる大型のシダ。Y字型の新芽が面白い。

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ワラビ・新芽

ワラビ科。お馴染みの山菜。冬場は葉が枯れ、春に新芽が芽吹きます。

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タブノキ・花

クスノキ科の常緑高木。島では「タミンキ」「タメノキ」と呼びます。

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2005年04月11日

オオシマザクラ・花

バラ科の落葉高木。島の春を彩る代表的な花です。ソメイヨシノをはじめ多くの桜の品種のもとになった種ですが、花の色はソメイヨシノとは違い純白で、緑色の葉が花と一緒に芽吹きます。桜餅に使われる香り高い桜の葉はこの種から作られ、花もとても良い香りがします。

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シロダモ・新芽

クスノキ科の常緑高木。雌雄異株で、新芽はビロードのような毛が生えていて面白い。

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アツバスミレ・花

スミレ科の多年草。島では至る所で見かけます。このスミレの花が白いものは「ニイジマスミレ」と呼ばれ、大正11年に発見され命名されて以降見つからなかったのですが、平成13年に再度見つかり話題になりました。

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ミツバアケビ・花

アケビ科つる性落葉低木。島ではこの実を「カアツ」と言い、昔は子供たちの貴重なおやつでした。

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マルバグミ・実

グミ科の常緑蔓性低木。2センチくらいの実を付けます。熟していない実はえぐみが強いのですが、よく熟したものは甘くて美味しく、カラスも好んで食べます。

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モミジイチゴ・花

バラ科の落葉低木。カジイチゴより華奢な感じで、花が下向きに付きます。普通花びらは5枚ですが、写真の株は二重に10枚の花びらが付いていて可憐な雰囲気です。実はカジイチゴ同様美味。

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ハチジョウキブシ・花

キブシ科の落葉低木。伊豆・小笠原諸島から四国・九州・奄美大島まで分布しており、キブシより花も葉も大柄です。

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2005年03月25日

シチトウスミレ・花

スミレ科の多年草。タチツボスミレの伊豆諸島での変種です。

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カジイチゴ・花

バラ科の落葉低木。島の至る所に生え、島の春はこの白い花で始まります。黄色い実は甘くて美味。

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オオシマカンスゲ・花

カヤツリグサ科の常緑多年草。伊豆諸島の固有種で、昔は家畜の飼料にしたり、乾燥してむしろやわらじを編んだそうです。斑入りのものは「ベアーグラス」という名で園芸用として流通しています。

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2005年03月19日

フウトウカズラ・実

コショウ科の常緑つる植物。森の中で地面を這ったり木に絡んだりしています。実は辛味は無いがコショウの香りがするので、乾燥させてコショウのように使うこともできるそうです。

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アスカイノデ

オシダ科。林の中に生え、50~100センチもある葉をつける大きなシダ。この時期一斉に新芽が芽吹きます。

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2005年02月22日

クロガネモチ・実

モチノキ科の常緑高木。雌雄異株で、雌木にはこの時期赤い実がたくさん実ります。

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タカサゴキジノオ

キジノオシダ科。
(松本さんのご指摘により名前を訂正しました。)

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2005年01月27日

ハチジョウイボタ・実

モクセイ科の常緑低木。伊豆諸島の固有種で、島では「テッポウダマ」「テッポウノキ」と呼び、昔は子供が竹鉄砲で遊ぶときの玉によく使いました。

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ヒトツバ

ウラボシ科。葉が一枚ずつ生えているように見えるので「一つ葉」の名前が付きました。
普通の葉(栄養葉)と胞子を付ける葉(胞子葉)の2種類の葉を付けます。

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サカキカズラ・種子

キョウチクトウ科のつる性常緑低木。種子は5センチほどの絹糸のように光沢のある綿毛を持ち、風に乗って飛びます。島ではこの綿毛の付いた種子を「パンヤ」と呼びます。

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アオノクマタケラン・実

ショウガ科の常緑多年草。草丈は1メートルほどで、この時期赤い実を付けます。
島では「シュクシャ」と呼び、青峰山周辺では一面に群生しています。

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マンリョウ・実

ヤブコウジ科の常緑低木。樹高30~60センチくらいで、この時期赤い実を付け、おめでたい植物として正月の生け花などに使われます。

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ヤブコウジ・実

ヤブコウジ科の常緑低木。樹高は10センチから20センチくらいで、この時期は赤い実を付けています。
落語「寿限無」の「やぶらこうじのぶらこうじ…」はこの木のことで、おめでたい植物とされています。

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2004年12月14日

サルナシ・実

サルナシ科のつる性落葉低木。「新島にはシマサルナシが自生している」と聞いたことがあり、コッカと呼ばれるそうですが、実際実のなっている所を見たのは初めて。しかしこの実はどうみてもシマサルナシではなくサルナシのようなので、人家に近い所に生えていたこともありもしかしたら植えられたものかもしれません。

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トベラ・実

トベラ科の常緑低木。葉に独特の臭いがあり、毎年1月24・25日の「海難法師(カンナンボーシ)」の日には、家の入り口に枝を挿して魔除けにします。

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ツルソバ・花と実

タデ科のつる性多年草。

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2004年12月12日

サルトリイバラ・実

ユリ科のつる性落葉低木。別名サンキライ(山帰来)。島では実をフクタンビ、葉をダンゴッパと言って、柏餅のようにお団子を包むのに使います。

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ヤマハゼ・実

ウルシ科の落葉小高木。島ではウルシと呼び、触るとかぶれるので注意が必要。

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イヌビワ・花

クワ科の落葉低木。島ではカアグルミと呼びます。実のように見えるのは「花のう」で、この中に花が入っています。雌雄異株で、雌木の花のうは実となり、熟すと食べられます。

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オオバヤシャブシ・実

カバノキ科の落葉低木。島ではハンノキと呼びます。

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テイカカズラ・実

キョウチクトウ科の常緑蔓性低木。藤原定家にちなんでこの名が付きました。このさやの中にはふわふわの白い毛の付いた実が入っており、風に乗って飛びます。

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ヘクソカズラ・実

アカネ科のつる性多年草。島ではテングバナと呼び、子供が花を顔に付けて遊びます。ヘクソは「屁糞」で、葉や実をもむととても臭いのでこの名がつきました。

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ガクアジサイ・実

ユキノシタ科の落葉低木。島ではコゲイノキと呼びます。初夏に咲く花はとても綺麗です。

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オオムラサキシキブ・実

クマツヅラ科の落葉低木。島ではコミゴミと呼びます。ムラサキシキブの変種で海岸近くに生え、ムラサキシキブより実も葉も立派です。

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2004年11月25日

不明

傘の直径3センチくらい。スダジイの林にて。


2004年11月22日

クジラタケ

スダジイの太い枝に群生していました。傘の直径は大きいもので8センチくらい。

キンカクキンのなかま?

スダジイやヤブツバキの生えている林の中で見つけました。写真のものは傘の直径5ミリほどでしたが、1センチくらいの大きいものもありました。

2004年11月21日

マルバグミ・花

島の中でよく見かけるグミ。この時期に花を咲かせ、春先に実が熟します。

2004年11月19日

不明

3日前、保育園駐車場脇のスダジイの林にて。傘の直径1.5センチくらい。

不明

3日前、保育園駐車場脇のスダジイの林にて。傘の直径5~6センチ。

不明

今年の9月終わり頃、保育園駐車場脇のスダジイの林にて。傘の直径3センチくらい。

イグチのなかま

今年の9月終わり頃、保育園駐車場脇のスダジイの林にて。傘の直径10センチくらい。

ウスキテングダケ

今年の9月終わり頃、保育園駐車場脇のスダジイの林で見つけました。傘の直径8センチくらい。毒キノコですが、とってもきれいです。

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