スズメ
スズメ目ハタオリドリ科。お馴染みの鳥ですが、島にもたくさんいます。
ツグミ
スズメ目ツグミ科。シベリア方面から冬鳥として渡って来ます。
ヒトツバ
ウラボシ科。葉が一枚ずつ生えているように見えるので「一つ葉」の名前が付きました。
普通の葉(栄養葉)と胞子を付ける葉(胞子葉)の2種類の葉を付けます。
サカキカズラ・種子
キョウチクトウ科のつる性常緑低木。種子は5センチほどの絹糸のように光沢のある綿毛を持ち、風に乗って飛びます。島ではこの綿毛の付いた種子を「パンヤ」と呼びます。
アオノクマタケラン・実
ショウガ科の常緑多年草。草丈は1メートルほどで、この時期赤い実を付けます。
島では「シュクシャ」と呼び、青峰山周辺では一面に群生しています。
マンリョウ・実
ヤブコウジ科の常緑低木。樹高30~60センチくらいで、この時期赤い実を付け、おめでたい植物として正月の生け花などに使われます。
ヤブコウジ・実
ヤブコウジ科の常緑低木。樹高は10センチから20センチくらいで、この時期は赤い実を付けています。
落語「寿限無」の「やぶらこうじのぶらこうじ…」はこの木のことで、おめでたい植物とされています。
西ん風
西高東低の冬型の気圧配置になると、島では季節風の強い西風が吹き荒れます。強い時は台風並みの風速20メートル以上、波の高さも5~6メートルになり、海は大荒れで船も欠航が続きます。
島ではこの風を「ニシ」または「ニシンカゼ」と呼び、これ無くして島の冬は語れません。「八十八夜の別れ西」と言われるように、暖かくなると少なくなるものの、八十八夜の頃まで吹きます。