2004年12月12日
サルトリイバラ・実
ユリ科のつる性落葉低木。別名サンキライ(山帰来)。島では実をフクタンビ、葉をダンゴッパと言って、柏餅のようにお団子を包むのに使います。
ヤマハゼ・実
ウルシ科の落葉小高木。島ではウルシと呼び、触るとかぶれるので注意が必要。
イヌビワ・花
クワ科の落葉低木。島ではカアグルミと呼びます。実のように見えるのは「花のう」で、この中に花が入っています。雌雄異株で、雌木の花のうは実となり、熟すと食べられます。
オオバヤシャブシ・実
カバノキ科の落葉低木。島ではハンノキと呼びます。
テイカカズラ・実
キョウチクトウ科の常緑蔓性低木。藤原定家にちなんでこの名が付きました。このさやの中にはふわふわの白い毛の付いた実が入っており、風に乗って飛びます。
ヘクソカズラ・実
アカネ科のつる性多年草。島ではテングバナと呼び、子供が花を顔に付けて遊びます。ヘクソは「屁糞」で、葉や実をもむととても臭いのでこの名がつきました。
ガクアジサイ・実
ユキノシタ科の落葉低木。島ではコゲイノキと呼びます。初夏に咲く花はとても綺麗です。
オオムラサキシキブ・実
クマツヅラ科の落葉低木。島ではコミゴミと呼びます。ムラサキシキブの変種で海岸近くに生え、ムラサキシキブより実も葉も立派です。