にいじま漁協の島さかな情報

にいじま漁協が島さかな情報というブログを始めました。
その日に揚がった海産物の情報をすぐにアップするので、今どんな魚があるのか一目瞭然。今までは電話するか見に行くかしないとわからなかったので、これは便利！
魚の画像を見ているだけでも楽しいです。皆さんもぜひ見てくださいね。トップページ右側のバナーか新島ブログリストよりお入りください。

コーロ煮

近所のオバから頂いたコーロ煮。サツマイモとササゲ（島ではヒサギと呼びます）を一緒に煮たほんのり甘いあんこ状の食べ物です。昔はよく作ったそうですが、近頃は作る人も少なく、私も亡くなった祖母が作ってくれたのを食べて以来数年ぶりに食べました。甘いおイモにササゲ豆が香る素朴な味です。

ウツボの干物

式根島の義母から貰った巨大なウツボの干物と格闘中。
見た目はちょっとグロテスクですが、そのまま焼いても、から揚げにしても良し。

イシムンとハンバのご飯

昼間採ったハンバとイシムンで、母が炊き込みご飯を作ってくれました。磯の香りがたまりません。これに茹でたアシタバを刻んでふりかけるとさらに美味しくなります。

イシムン汁

島では磯で採れるヨメガカサやカモガイなどのカサガイのなかまを「イシムン」とか「イシモン」と言い、味噌汁にしたり焼いて食べたりします。
一年中採れますが、やわらかくて味の良いのは冬場で、磯ノリやアシタバを一緒に入れた「イシムン汁」は島ならではの味覚です。

芋もち

冠婚葬祭の折につかれる「芋もち」。サツマイモを蒸かして肉すり機でひき肉状態にしたものを乾燥させ、それを再度蒸したものと、島では「クサアナ」と呼ばれるヨモギを加えたおもちです。手間がかかるので近頃はあまり作らなくなりました。こういう丸い形のものにはたいていあんこが入っていますが、普通の切り餅状のあんこの入っていないものを焼いてバターを付けて食べるのがまた美味しいんです。
昔、長崎の五島列島出身の友達に食べさせたら、彼女の故郷にも同じようなおもちがあるそうで、「かんころもちと同じ味」と喜んでいました。五島列島とはお墓を「ダントウ」と呼ぶなど方言の共通点も多いので、芋もちとかんころもちも起源は同じなのかもしれません。

芋掘り会その２

ウビとカアツ