2005年07月26日
アオスジアゲハ
アゲハチョウ科。水溜りや海岸で水を吸っている姿をよく見かけます。幼虫はタブノキやヤブニッケイで育ちます。
ヤマトアオドウガネ
コガネムシ科。夜、網戸にくっついている姿をよく見かけます。島ではコガネムシのなかまを「チュウッチュ」と呼び、夜に明りを求めて飛んでくることから、夜遊びばかりしている人のことも「チュウッチュ」と呼びます。
アブラゼミ
セミ科。ニイニイゼミの次に鳴き出し、島では「アカゼミ」とも呼びます。
2005年07月25日
アズマヒキガエル
ヒキガエル科。1990年代後半に見かけるようになった移入種です。60年程前まで島には両生類は生息していませんでしたが、50年程前にツチガエルが持ち込まれ、最近ではモリアオガエルも繁殖しています。現在確認されている両生類はこの3種だけですが、アズマヒキガエルは一番数が多く、至る所に出没します。
ニイニイゼミ
セミ科。一番早く6月後半には鳴き出すセミです。島では「コジ」とも呼びます。
2005年07月07日
ハマユウ・花
ヒガンバナ科の常緑多年草。新島村の「村の花」になっています。
2005年06月23日
オオシマザクラ・実
バラ科の落葉高木。島で「サクランボ」というとこれです。甘くてちょっとほろ苦いこの実を食べると、口の中が紫に染まります。
2005年05月30日
チガヤ・花
イネ科の多年草。道端や開けた場所で一面に銀色の穂をつけます。
アオカモジグサ・花
イネ科の多年草。カモジグサより穂が青っぽい。
2005年03月19日
アズマヒキガエル・卵
ヒキガエル科。1990年代後半に見かけるようになった移入種です。60年程前まで島には両生類は生息していませんでしたが、50年程前にツチガエルが持ち込まれ、最近ではモリアオガエルも繁殖しています。現在確認されている両生類はこの3種だけですが、アズマヒキガエルは一番数が多く、至る所に出没します。
2005年03月11日
ヒヨドリ
スズメ目ヒヨドリ科。冬場見かけることが多く、声が印象的。都会でもお馴染みの鳥です。
2005年02月09日
ヤブツバキ・花
ツバキ科。島の冬の花といえばこれ。この時期島の至る所で咲いています。甘い香りの蜜はメジロの好物で、よく花粉で顔を黄色くした姿を見かけます。
秋に実る実からツバキ油を絞り、昔は島の主要な産物でした。
2005年01月27日
スズメ
スズメ目ハタオリドリ科。お馴染みの鳥ですが、島にもたくさんいます。
ツグミ
スズメ目ツグミ科。シベリア方面から冬鳥として渡って来ます。
2005年01月16日
ハシブトガラス
スズメ目カラス科。食べられる物なら何でも持っていく油断のならないヤツ。特に冬場は村内に集団で出没し、海岸でトビやウミネコと獲物を奪い合っている姿もよく見かけます。
江戸時代、「生類憐みの令」の将軍徳川綱吉もカラスはあまり好きではなかったらしく、無礼を働いたカラスを当時流刑の地であった新島に島流しにし、多いときには一度に950羽を運んだとの記録もあるそうです。だから新島にはカラスが多いとか。しかしさすが綱吉、流罪といえども島まで運ぶ道中にはちゃんと「鳥医」も付き添わせたそうな。当時の新島で地役人を務めていた前田家には、今でもカラスを受け取ったという証文が保管されているそうです。
2004年12月12日
ヘクソカズラ・実
アカネ科のつる性多年草。島ではテングバナと呼び、子供が花を顔に付けて遊びます。ヘクソは「屁糞」で、葉や実をもむととても臭いのでこの名がつきました。
2004年11月24日
オオミズナギドリ
11月の初めに撮影しました。新島では「マトリ」と呼ばれます。天然記念物で、新島沖の無人島・地内島(じないじま)で繁殖する海鳥です。
毎年11月の初めの2週間くらいのあいだ、暗くなると明かりをめがけて飛んできて、海沿いの道路や村の中でうずくまっている姿を見ることができます。
アシタバ・花
島中至る所に生えている食べられる野草。新芽を摘んでも明日には新しい葉が生えてくるということでこの名で呼ばれます。
ツワブキ・花
新島でフキと言えばこれ。新芽は「フキントウ」と呼ばれ、皮を剥いて佃煮や漬物にします。海岸沿いに多く、村の中でもよく見かけます。